最も会いたい人

Atualizado: Jan 10

昨年、辛い別れを経験してから、頭では理解しても心がついていけない不安定な状態が続いていました。


そんなある日、偶然NHKBSの番組「大峯千日回峰行の道を行く 修験道・塩沼亮潤の世界」を目にしました。

1991年から1999年まで、毎年5月から9月まで、毎日48kmを一日も休まず千日間歩き続ける行を満行した塩沼亮潤大阿闍梨(以下敬称略)についてのドキュメンタリー番組でした。


1300年の歴史で大峯千日回峰行を満行したのはたった二人だそうです。


驚きは続きます。


その後、塩沼さんは9日間「飲まず、食わず、寝ず、横たわらず」の四無行を満行されます。


もしかして自分はキリストやブッダ級の超人と同時代を生きているのではなかろうか。

こんなに徳の高い人の存在を今までどうして知らなかったのだろう。


塩沼さんに対する興味が一気に増して、塩沼さんが書いた本を次々と読み始めました。

乾いた砂漠に水がしみわたるように、私の心に塩沼さんのお言葉がさーっと入っていき、今度は直接会ってみたくなりました。


年の瀬の12月19日の朝、テレビをつけたら「サワコの朝」に塩沼さんが出ておられるではありませんか!!

番組が終わる頃には「会いに行きたい」から「行かなきゃ」へと変わり、塩沼さんが開山された慈眼寺のホームページを調べ、新春護摩祈祷の案内をみつけ、旅の手配に入りました。


元々、年末年始を祝う心境ではないことを家族は重々理解してくれていたので、私の希望を尊重してくれ、家族は夫の実家に帰省する傍ら、私は一人で慈眼寺へお参りに行くことにしました。


参拝記につづく)